「排尿に時間がかかる」 「残尿感がある」 「夜中に尿意で起きる」 「突然トイレに行きたくなる」
「尿がなかなか出ない」 などを感じたら、前立腺のトラブルの可能性があります。
50歳を超えたら前立腺肥大症のリスクが高まります。
今回は男性が避けては通れない前立腺の病気について学習しましょう。
「排尿に時間がかかる」 「残尿感がある」 「夜中に尿意で起きる」 「突然トイレに行きたくなる」「尿がなかなか出ない」 などを感じたら、前立腺のトラブルの可能性があります。50歳を超えたら前立腺肥大症のリスクが高まります。今回は男性が避けては通れない前立腺の病気について学習しましょう。
こんな症状、こころ当たりはありませんか?
前立腺肥大かどうかチェックしましょう
■ 国際前立腺症状チェック(IPSS)
まったくない…0点 5回に1回未満…1点 2回に1回未満…2点 2回に1回くらい…3点 2回に1回以上…4点 ほとんどいつも…5点 |
(1)排尿後、尿がまだ残っている感じがありましたか? | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(2)排尿後、2時間以内にトイレに行きたくなったことはありましたか? | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(3)排尿の途中で尿が切れることがありますか? | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(4)排尿をがまんするのがつらいことがありましたか? | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(5)尿の勢いが弱いことがありましたか? | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(6)排尿時にいきむ必要がありましたか? | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(7)夜寝てから朝起きるまで、何回トイレに行きましたか? | 0回 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 |
まったくない…0点 5回に1回未満…1点 2回に1回未満…2点 2回に1回くらい…3点 2回に1回以上…4点 ほとんどいつも…5点 |
(1)排尿後、尿がまだ残っている感じがありましたか? |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(2)排尿後、2時間以内にトイレに行きたくなったことはありましたか? |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(3)排尿の途中で尿が切れることがありますか? |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(4)排尿をがまんするのがつらいことがありましたか? |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(5)尿の勢いが弱いことがありましたか? |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(6)排尿時にいきむ必要がありましたか? |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
(7)夜寝てから朝起きるまで、何回トイレに行きましたか? |
0回 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 |
7点以下
正常または軽症
まだ深刻に考えるほどではありません。
食事には気をつけましょう。
8~19点
中程度
前立腺肥大が考えられます。
すぐに検査で調べてください。
20点以上
重症
専門医を受診して、
医師の指導に従ってください。
前立腺肥大のタイプ
前立腺肥大は良性の腫瘍で、前立腺の外に広がったり、転移したりすることはありません。
70歳になると7割が発症すると言われています。
前立腺がんもチェックしましょう
■ 前立腺がんチェック
(1)50歳以上だ |
(2)父親や兄弟に前立腺を患った人がいる |
(3)肉が好きでよく食べる |
(4)バターなど動物性脂肪を多く食べる |
一つでも当てはまることがあれば、すぐにPSA検査(腫瘍マーカー)を受けましょう。がんと診断されなくとも、食事の内容を変えたり、適度な運動を行ったりするなど、生活習慣を改善し、がんを予防してください。
前立腺がんとは
前立腺とは男性にだけ存在する臓器で、膀胱の下に位置し、尿道を取り囲んでいます。前立腺がんは、前立腺の中で、尿道から離れた部分に発生するがんで、50歳を過ぎた頃から罹患者が増加します。
初期症状はほとんどなく、排尿障害が現れた頃にはかなり進行しています。発見が遅くなると骨やリンパ節に転移してしまうので、早期発見が何より重要です。
前立腺がんを予防するには
前立腺がんの早期発見にはPSA検査という血液検査を受けることをお勧めします。また前立腺がんは食生活などの生活習慣が大きく関わっていると言われていますので、右記のような予防ポイントを守る生活を実践することが大事です。
前立腺がん予防の10のポイント
- □ 尿意をがまんしない
- □ 脂肪分を摂り過ぎない
- □ 食物繊維を摂って便秘予防
- □ カロテン豊富な野菜を摂る
- □ 亜鉛を摂ってホルモンを上げる
- □ 適度な有酸素運動で肥満予防
- □ 下半身を冷やさない
- □ ストレスをためないようにする
- □ 飲酒は適量を守る
- □ タバコをやめる